あるぱかになりたい

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「摂食障害からの回復」講演会④~癒す・余裕をもつ~

③につづいて講演会の感想です。

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会の最後には、出演者が壇上に上がり「トークライブ」という形で、会場からの質問に答える時間がありました。

家族、配偶者としての接し方について質問があった際には、

家族としては病気を「治してあげないと、取り除いてあげないと」というふうに心配のあまり、力んでしまうけれども、
それよりは「癒す」という捉え方で考えたほうがいいのではと答えがありました。

「治してあげる」と「癒す」は、似ているようで実は違うもので、
「癒す」ことは、例えば「しんどいね、つらいね。」といって話を聞いたりできることであり、
それをする側に余裕がいる、とのことでした。

家族の一人が摂食障害でしんどい時に、余裕を持って・・・というのは難しいことだと思うけれど、その余裕を作るために「専門家のいる意味がある」ともおっしゃっていました。


お医者さんやカウンセラーなど第三者が家族のあいだに入ることで、家族が緊張しすぎないで済むくらいにバランスが取れ、治る環境が整いやすくなるのかもしれません。




他にも「発達障害が関係している場合には」「万引きと摂食障害について」等たくさんの質問が集まっていました。私はこのトークライブの時間がとてもいいなと感じました。

その場で出た質問にすぐ答えるということで、司会者や出演者の方は気を遣われたと思いますが、会場に今日来ている人がどんなことに興味があるかがわかってよかったです。
また、とっさの質問に対する出演者の皆さんの受け答えも、それぞれの良さや経験が出ていて、
前半での講演や体験発表でのお話がもっと深く感じられる気がします。

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私は、こうした講演会に遠くまで足を運ぶことはそれほどなかったのですが、
そうやって自分の足で出かけてきたぶん、実際に聞いたお話がとても鮮やかに心に残りました。

自分の問題としても、Peerfulの活動を通して考えるテーマとしても「摂食障害のこと、どうしていったらいいんだろう?」ということは日々頭にあります。そうやって過ごしていく上で頼りになるお話を、今回もたくさん聞けたなあと思って帰ってきたのでした。
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by peerful | 2013-07-31 16:52 | スタッフいろいろ日記

「摂食障害からの回復」講演会③~「=」を「≠」に~

②につづいて、講演会「摂食障害からの回復」(こんぼ亭月例会)の感想です。

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講演会では、治療のゴールのひとつは、摂食障害と自己評価を切りはなすこと、
そんなお話もありました。


痩せている=良い自分
痩せていない=悪い自分

食べないで我慢できている=自己コントロールできている自分
食べてしまう=自己コントロールできていない自分

…という捉え方を変えてみる、ということでした。

摂食障害を直接、自分の自己評価と結びつけて考えなくてよい、ということです。

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個人的には、今の自分に一番必要な考え方かなあと思ったのでした。

「今日は過食しなかったから良い日!」「今日は食べ過ぎちゃったから、ダメな日になった…」等摂食障害の調子が○○だから、という判断で生活している日がとても多いです。


痩せていない≠ダメな自分
食べてしまう≠自己コントロールできてないダメな自分

自分が信じていた「=」を少しずつ見直して「≠」を見つけてみたいと思います。


そう考えていくと、私は
「摂食障害が治る=価値のある良い自分、 治らない=ダメで価値のない自分」
という考えも持っていたことにも気づいたのでした。



生野先生の講演では、他にも「病気が長引いたり、慢性化している場合にチェックすること」や治ることに関しての間違った思い込み、回復への大きな後押しとなる力についてなど、スライドを使ってお話がありました。


>>つづく
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by peerful | 2013-07-31 15:55 | スタッフいろいろ日記

「摂食障害からの回復」講演会②~レタスからワカメへ~

①につづいて、講演会の感想です。

生野先生のお話では、実際に関わってこられた患者さんの例などをあげ、
症状や病気の段階に差はあっても、その人その人の方法で回復していく様子を聞くことができました。

思わず「すごい、なんかカッコいい」と思ったのは、
食べ物に使っていたお金の一部を少しだけ貯金することにしてみたら、旅行に行けるくらい貯まり、それで思い切って本当に旅行に行ってみたら、興味のあることに出会って転機になったお話など・・・

先生方も、本人だけでなくご家族の様子も把握して、それぞれの状況に見合った提案や診察をしている様子が伺われました。

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今回は、摂食障害のなかでも「回復」ということをテーマに取り上げた講演でしたが、
印象にのこった言葉を整理すると・・・

・「回復」とは、ある時期から起こるのではなく、病気を発症した時から始まっている。
 なので、病気の体験そのものが回復のステップである。

 →しかし、本人が大変な時などは、自分でその兆しがわからないこともある。
 回復のステップだと気づかない時もある。
 
 なので、そうした小さな兆しやステップを見逃さずに、評価してくれる周囲と組んでやっていくことが必要。
 小さな前進でも、それを察知して丁寧に評価する周囲がいることで、それが本当に「回復」へとつながっていく。


具体例として挙げて下さった話がわかりやすかったのですが、

レタスしか食べられなかった状態の人が、ある時「ワカメもカロリー低いから食べてみようかな・・・」と思って、勇気をだしてワカメを食べられるようになったとする。
心配している家族などは「レタスワカメでもおんなじ!早くもっと普通のものを食べてほしい」と思ってしまうところなのだけど、そう言ってしまっては、結局ステップにならない…ということでした。



>>つづく
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by peerful | 2013-07-31 02:08 | スタッフいろいろ日記

「摂食障害からの回復」講演会①

こんばんは、みきです。

先月7/6(土)は、東京で行われた講演会に参加してきました。
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「摂食障害からの回復 ~本人・家族にできることを考える~」

私が会場に着いたころには、もう沢山の人が受付のところで行列になっていました。
会場はコンサートができそうな、天井も高くて二階席などがあるところでした。

私は、県外でのこうした講演に足を運んだことがあまりなかったので、
人がどんどん集まってくる様子に
「わー、こんなにたくさんの人が摂食障害に興味をもってるんだ」という嬉しいような、驚くような気持ちになったのでした。


NPO法人コンボさんが主宰する「こんぼ亭」というイベントでの講演なので、
いたるところ「こんぼ」の文字が・・・
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落語の公演かと思ってしまうような演出!




講演では、当事者の方や、摂食障害の家族会「ポコ・ア・ポコ」代表の鈴木さん、研究者の方や
浪速生野病院の生野照子先生などがそれぞれの立場からお話されました。


実際に摂食障害を体験したご本人や、家族の方の話をきくと、
自分もたぶんそういう経験をしてきたはずなのに、そのしんどさや 先の見えないように思われた期間の大変さに圧倒されてしまうような気がします。



>>つづく
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by peerful | 2013-07-31 00:56 | スタッフいろいろ日記

8月のPeer(松本)

こんにちは、みきです。
続いて、8月の松本市Peerミーティングのお知らせです。
松本市は紫外線の強さが日本一!らしいので、ぜひUV対策をしっかりしてお越しください・・・
(甲府Peerの予定はコチラ


食べることや体重のこと、人間関係のことなど・・・おしゃべりしたり、話をきける場になっています。
当人だけでなく、ご家族の方、ご友人の方なども参加していただけます。
予約や参加費などはいりません。お気軽におこしください(^-^)


2013年8月4日(日)
2013年8月14日(水)
2013年8月28日(水)


13:00~15:00 いつでも入退室できます。
場所:長野県松本市 安原地区公民館(Googleマップ周辺地図)
公民館入り口のホワイトボードに「セルフヘルプグループ」と書いてある部屋にて

日時に変更がある場合は、Twitterやブログでお知らせいたしますので、事前に必ずご確認くださいませ。

※なお、安原地区公民館へのお問い合わせや郵便物の送付はご迷惑がかかりますので、必ずご遠慮くださいますようお願い致します。日程やミーティングについてなど、ご質問のある方は直接Peerまでお問い合わせください。
  

 【お問い合わせ先】 infoあっとまーくpeerful.jp (あっとまーくを@にかえてください)
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by peerful | 2013-07-27 13:56 | Peerミーティング開催日

8月のPeer(甲府)※増えました!

こんにちは!みきです。
学生の皆さんはそろそろ夏休みがはじまりましたね。
8月の甲府Peerの日程をお知らせいたします。松本市での予定はコチラ

甲府では、第2・4水曜日19:00~20:30もミーティングを開催することになりました。
「夜なら参加できるんだけど・・・」という皆さん、この機会にぜひご利用ください(^-^)

2013年8月3日(土)13:00~15:00
2013年8月14日(水)19:00~20:30
2013年8月17日(土)13:00~15:00
2013年8月28日(水)19:00~20:30

 いつでも入退室できます



場所:山梨県 甲府市 住吉病院
    病院内のアルコールセンター2F 会議室

・甲府駅(JR身延線・10分) → 南甲府駅(徒歩・10分)
・甲府駅(山梨交通バス・20分) → 南甲府駅(徒歩・10分)
・甲府駅(山梨交通バス・20分) → 伊勢町営業所(徒歩・12分)
・甲府南I.C(車・20分)

住吉病院では、Peerとは別に家族会も行っています。ご家族の方は、そちらもぜひご参加ください。


※なお、住吉病院へのお問い合わせや送付は、ご迷惑がかかりますので、ご遠慮くださいますようお願いいたします。日程やミーティングについてなど、お問い合わせは直接Peerまでお願いいたします。

【お問い合わせ先】 infoあっとまーくpeerful.jp (あっとまーくを@にかえてください)
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by peerful | 2013-07-27 13:42 | Peerミーティング開催日

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